満足度★★★★
見事
前半は、先に述べた通りファミリーミュージカル風なので「なぜ、そこで歌わないの?フツーは歌うでしょ!」と、ミュージカル好きには物足りなさもあったりして(笑)。
ミュージカルといえば、死をテーマにしたファンタジックな物語って音楽座ミュージカルの得意分野じゃないかな。「遥かなるネバーランド」、音楽座ミュージカルになったら、絶対泣いちゃうでしょうね。
ネバーランド=死の世界からの生還を、屋台崩しであらわしたのは爽快。ネバーランドのセットが崩れ、学校の屋上のセットがあらわれたとき、そしてベルが鳴った瞬間に、いままでの謎がすべて解けてました。見事。
ティンカーベルを演じた、武藤嬢が絶妙でした。カーテンコールもティカーベルとして登場したのは正しいと思います。