満足度★★
無邪気さと無自覚と 20世紀アメリカの作家ソーントン・ワイルダーの戯曲には、人類の歴史を、とっても身近なちいさな社会(町とか、家庭とか)にまで圧縮して、重ねて描く作品がいくつもある。その代表作が “Our Town” (わが町)なので、「わが社」の歴史と人類史とを重ねて描く今作は、前作『わが星』と同じくワイルダーを下敷きにしている。 ワイルダーは本当に面白い。でも僕には、柴幸男作品にちょっと疑問があるのです。
ネタバレBOX
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2010/03/18 00:42
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