満足度★★★★
サービス精神満点!
映像や様々な仕掛けを駆使して、これでもかこれでもかと観客を楽しませてくれる。サービス満点の劇団だ。
物語は学童保育を舞台にして、大人と子供のかみ合わない関係を描く。エンタメ要素満載でコメディのように物語は進行していくが、そこで語られているのは、現代日本の抱えるさまざまな問題。
登場人物は今回たった4人だが、その4人が舞台せましと飛んだりはねたりの大活躍で、とてもエネルギッシュだった。 役者ではおにいさん役の山崎皓司とせんせー役の中林舞が素敵だった。特に山崎皓司のかろやかな動きは見事だった。
私が観た回は、それに加え、音楽を担当する蓮沼執太のコンサートもあり、お得感たっぷりの公演だった。