期待度♪♪♪♪♪
難解と言われるハロルド・ピンター。彼の作品に初めて出会ったのは、40年近く前の1988年の銀座セゾン劇場だった。蟹江敬三さんを観たくて出かけて、成田三樹夫さんや竹下景子さんの演技を目の当たりにして興奮したことを覚えている。ただ、内容はやはり難しく感じて、ほとんど覚えていない。還暦を前にして、果たして理解できるのか挑みたい。
今作も達者な俳優さんが名を連ねている。中でも、この春に新国立劇場演劇研修所修了したばかりの松田佳央理さんが楽しみ。修了後の初舞台になるのかな。華のある俳優さんなので、修了後の活躍を楽しみにしていた。きっとここから飛躍されるに違いない。必見。