満足度★★★★
田村さんの手腕に感心したものの今回も、田村さんの場転の才に感嘆の連続で、終始楽しく、それでいて、登場人物の思いにも共感して、泣いたり笑ったり、感心したりの連続でした。でも、本当に残念なのは、ただ一点。最後のドンデン返しが、それまでの自分の共感を踏みにじるあざとさがあった点。それまでの自分の共感や感動をひっくり返される、作者の手腕自慢的展開に、ちょっと不愉快な思いは禁じえませんでした。花組芝居の小林さんが、ここでも二役を好演されていて、益々気になる役者さんになりました。井上さんの病院長も秀逸でした。
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2010/02/07 20:42
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