満足度★★★★
暴力あり、社会批判あり、でも泣けます。炭鉱での強制労働者階級へすべり落ちた若者たちが、希望を信じるミケという痛みを感じない少女とともに、“脱出”を試みるが、その意外な結末は・・・?汚れた顔の役者たちが、床面をはいつくばる。顔を背けたくなるほどの過激な暴力あり、ワーキングプアと言われる今の若者たちの現実を重ねあわせた社会批判あり、でも最後には泣かずにはいられなかった。一種、狂気をはらんだような役者たちの演技、ロープを使った演技上の工夫もいい。ただそれだけじゃなくて、この劇団はいつも何かを考えさせる。ぜひ、いろんな人に観てほしいです。
ネタバレBOX
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2007/06/15 19:44
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