忘れ人 -公演終了しましたありがとうございました- 公演情報 play unit-fullfull「忘れ人 -公演終了しましたありがとうございました-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    丁寧な話
    「アショケ」という漫才トリオが20年ぶりに復活する事を中心に据えた、細やかな人情劇。
    名古屋の田舎の地元民たちの雰囲気が丁寧に描かれていますね。
    役者さんもその役が実際に生きて生活してそうな感じでした。
    ただ、意外性は全くなくて、何となく見ているうちに終わってしまった感じでした。

    ネタバレBOX

    昔田舎で一緒にお笑いをやっていた仲間たちとの再会。
    仲間だったうちのひとりは既に亡くなっていて。
    そしてもう一度舞台に立とう!という辺りの設定はゴジゲンの「ハッピーエンド・クラッシャー」を思い浮かべました。

    ゴジゲンは罪の意識とかから「格好悪さ」を思いっきり前面に押し出して切り口が鋭かったけど、こちらは非常にゆるい感じ。
    死んだ友人も「周囲を楽しませる性格で、最後もできないバク転をしようとして失敗して死んだ」というけど、もう少し毒を持たせても良かったのではないでしょうか。

    個人的にはこういったほのぼのした感じの本当に普通の生活のひとコマを切り取ってきた、という話は舞台で見るほどのものじゃないと思っていて、レベルは高いのかもしれないけど、のめり込めなかったです。

    座席が悪いのも原因のひとつでした。
    最後列で、目の前に柱がある席になってしまった。
    視界に常に柱が入っていて集中して見れませんでした。
    時間に余裕を持って行ったのにすでに座席はほぼ埋まっていて、「どこか空いてるところはないか?」としばらく見回していたのだけど、場内の係りの人は突っ立ってるだけで全く誘導や案内をしないので、いなくても同じじゃないかと思った。

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    2010/01/25 02:49

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