満足度★★★★★
EKKKYOしている団体の濃すぎるライブにお腹一杯
まるで、地下のライブハウスで、いろいろなバンドの演奏を次々観ているような感覚。
演劇の公演というより、音楽のライブを観ている感じに一番近いと感じた。
ライブハウスで、対バンが何バンドもあるライブでは、似たような匂いを持ったバンドを集める。そうしないとお目当てのバンド以外が楽しめないからだ。例えば、1バンドを観に来て、残りの対バンの3バンドが趣味にまったく合わなかったら、また次のライブに足を運ぼうとは思わない。
また、そういう場では、新しいバンドとの出会いもあったりもする。
持つ匂いが同じバンドというのは、何も同じジャンルのバンドとは限らない。極端な話、フォークとノイズなんていう組み合わせだってあり得る。
いわゆる音楽ジャンルでは違っていても、持つ匂いが同じということもあるのだ。
まさに今回は、微妙にジャンルは異なっていても、持つ匂いが似通っている団体の集いだった。
そういう意味では、確かに「EKKKYO-!」なんだなと。
ただ、それだけではなく、今回集ったのは、もともとジャンルだとか、イメージだとか、(暗黙の)ルールのようなものだとかを軽々とEKKKYOしてきている団体ばかりなので、そういう意味においても、「EKKKYO-!」だったのだ。
そして、その集いは、私にはとても楽しめた。