満足度★★★★★
東京公演2周年観劇
キャッツ東京公演の2周年、昼公演を観てきました。
楽しみは、大阪公演以来、久々の趙宇さんのマンゴジェリー、機会がなくてずっと見逃していた李涛さんのスキンブルシャンクス。
劇場に入ってからキャスト確認をしたら、ミストフェリーズも新しい人でした。朴彦昊さん。「朴」というとすぐに韓国をイメージしてしまうけれど、彦昊という文字の雰囲気は中国っぽいなあ。歌の発音も中文っぽかったし。
※11月13日訂正
「朴」ではなく「杜」さんでした。
舞台が始まるととても困りました。
目が足りない。
ミストフェリーズは大人っぽい雰囲気で手先に表情がある美しい踊り、一方で演技はコミカルで派手目。結構背はあると思うのだけれど、小柄に見えるのは「大丈夫?」と思っちゃうくらい細いのです。体脂肪率、一桁とか?
ミストフェリーズナンバーの踊りもとてもきれいでした。バットマンした足を頭の後ろからつかんでの回転は軸がまっすぐに決まっていましたし。バレエ、の人ではないような気がしますが・・・
でも久しぶりの趙マンゴジェリーも見たい。大阪のころと比べて上半身ががっしりして歌の声も太くなり、もう女の子とまちがえられることはないでしょうね。スキンブルナンバーの「仰向けになって足拍手」なんて懐かしすぎる!
グリザベラに対する反応などを見ると、趙さんの演技の繊細さに改めて感心する。他の猫に習って顔を背けて見ても、やっぱりグリザベラのことが気になっている様子。2幕の「メモリー」でグリザベラが倒れると身を乗り出し、歌い終わったグリザベラが立ち去ろうとするとマンカストラップの様子を伺い、シラバブが彼女を引き戻すのを見てゴシゴシ目元をこする。まだ子供に近い若い猫なんじゃないかな。ランペルティーザをフォローしたりかばったりするよりも一緒に身をすくめたりしている感じですね。
李さんのスキンブルシャンクスを見る目はちょっと不足気味になってしまいましたが・・・ナンバーではシンバのようなよく響く声を堪能。時計を見たりする細かいしぐさがいいですね、李さんは。
特別カーテンコール。
"Happy Birth Day dear cats"の曲がかかり、マンカストラップとグリザベラがろうそくを、雌猫たちがいちご6個を持って集まり、雄猫たちがタイヤに白いカバーをかけてケーキの台を作り苺を飾りました。マンカストラップがろうそくを立て、グリザベラがろうそくを立てようとすると、大きな物音(劇中のマキャベティ登場シーンと同じ演出)がして、猫たちは逃げてしまいます。
ケーキの前にマキャベティ登場。
グリザベラが落としていったろうそくの火にあわてますが、ろうそくを拾い上げてそっとケーキに飾ります。
その後、楽器?を手にした猫たちが舞台に戻り、ラテンっぽい曲でにぎやかに踊り、最後にケーキを中央に集まってポーズ。
こんな感じだったかな?
楽しかった!今年中に蔡さんのミストフェリーズ、趙さんのマンカストラップにもう一度会えるかな・・・