満足度★★★★★
歴代の美術の中でも歴代の美術の中でも一幕目のこの舞台セットは特に好きなんだな。同じ百両の金が人から人へ(小悪党から小悪党へ)巡りめぐる様が、盆の上で「廻る因果」を暗示している様で。御簾がお囃子になったところで客席が手拍子になってしまったのには驚き。幕切れの音楽は「そこまでやらなくても」とは一寸思いましたが。王族こそ出てきませんが、テーマ的にはシェイクスピアに通ずるところがあって欧米でも受ける演目だと思う。
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2007/06/10 23:36
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