満足度★★★★
耐久レースのゴールは最高
11:00から21:00まで途中休憩を挟みながらも終日歌舞伎座、という耐久レース。
1発目の操り三番叟は、朝イチに行ってよかった!と思わせる楽しさ。勘太郎さんが操り人形に扮して、踊る踊る!歌舞伎とバレエの通じるところを見てしまった気分。ピルエットかと思いましたもん。
色々割愛して、大江戸りびんぐでっど。最初の10分は楽しいけど…耐久レースにおいて唯一りびんぐでっどの中盤睡魔に襲われました。生きーる屍、りびんぐでっど♪に合わせて踊る姿、歌舞伎座じゃない場所で観た方が面白いかも。
さらにとばしてとばして、野田版 鼠小僧。耐久レースのゴールにふさわしい良い話だった!こんなに満足するとは思わなかった。初演を幕見で観た時以上に、話に入りこめた。笑わされた、と思っていたら、すごい切なくなる。勘三郎さんの力量がすごい。そして三津五郎さんが大ヒット。福助さんは変わらず好き。降らしまくりの雪もとても綺麗。