ロミオの代わりはいくらだっているし、ジュリエットの代わりだって腐るほどいる 公演情報 掘出者「ロミオの代わりはいくらだっているし、ジュリエットの代わりだって腐るほどいる」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無名性
    この舞台への印象の分かれ目は、関係性の気持ちの悪さに気付かず生きる数多くの登場人物と、心理的な距離が取れるか取れないかではないかと思うのだが、
    観客という、暴力的に覘き観るられる関係の観る側という、これまた気持ちの悪い関係にひたすら徹し、人物達との距離を持つことができたのでとても面白く観ることが出来た。

    ネタバレBOX

    この社会のなかで、お互いの対応のとりようを決定しているのは、時間を費やして構築された無二のコンテクストでもなんでもなく、「友達」「恋人」「元恋人」「隣人」「母子」「兄妹」「バイト仲間」ひたすら無名性の言葉でしかないんだなーと思いながら今公演説明を見てたら同じこと書いてあっったのであれまと思った。

    そしてやはり結局全ては「母」が包みこんでしまうおそろしさ。

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    2009/12/21 01:09

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