実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/10/07 (金) 19:00
『嘘ぎらい』という劇のあらすじは、私はここであなたを見てる。俺は君を忘れてる。
という嘘のお話。というとても抽象的だったので、実際の舞台はどんなものかと思って、観に行ったら、考えていた以上に独特な作品世界に没入した。
主人公の末廣理の少年時代の自分、青年時代の自分、中年で現在の自分がそれぞれ登場して、その時々の彼女と会話したり、独白したかと思うと、それぞれの時代の自分が、同時に話し始め、斬新で詩的な音楽が掛かり、それぞれの時代の彼女や妹が言葉に覆い被せるように話し始めたりするところが、現代パフォーマンス的でもあって衝撃を受け、引き込まれた。
アフタートークでのテーマが面白く、いろいろ深堀できていて、興味深く聞けた。