満足度★★★★
“観る読書会”のような雰囲気でした
路地のさらに奥のほうにある隠れ家のような会場でした。JR駒込駅からは1本道ですが、路地で迷われた方が何人かいらっしゃったようなので、夜などは時間に余裕を持って行かれることをおすすめします。地図の説明にある「2つ目の十字路」がちょっとわかりにくく見過ごしてしまった人もいたので、要注意です。
この辺り、お寺も多く、お屋敷町の西片町も近いので、一軒家レストランのような瀟洒な感じの建物を想像していたのですが、ごく普通の小さな家でした。
最近、ギャラリーやカフェ、バーなどで上演する劇団がしばしばあるようですが、劇場とはまた違った雰囲気で、俳優の演技を間近でみることになり、新鮮です。特に今回のような文学作品を脚色上演するにはふさわしい会場で、終演後、上演台本が配布されるなど、ちょっとした「観る読書会」のような雰囲気でした。
それぞれ好きな作品を主演女優が選び、詩森ろばが脚色している。