満足度★★★★
根底に流れる姉弟の肉親愛・絆
極貧で二人暮らしをするの姉と弟の十数年間を描いたナンセンス系コメディ。
彼ら(や周囲の人物の一部)の状況や降りかかる災難は悲惨そのものなのに笑い飛ばせてしまうのは根底に流れる姉弟の肉親愛・絆ゆえか…ナンチャッテ(爆)
いやホント、そんな使い古された表現がよく似合うと言うか、逆に言葉では語りつくせない(←レビューの書き手としての逃げじゃん!(爆))と言うか、両極端なモノが同居して調和さえしているのが独特。
で、冒頭とほぼ同じ「パンとミルクセーキ(笑)」の食事を挟んだ姉と弟の会話で締めくくるのは、高校生と中学生であった頃から十数年を経ても変わらぬ姉弟愛の象徴であり…(゚_+)☆\バキ!(-_-;)モウエエワ
また、装置の床や壁に使われている畳表・包帯巻き・人工芝を対になる2面に貼った正六面体の「中道具」(基本は椅子、時としてテーブルに使われる)もなかなか。