百合の季節 公演情報 劇団朋友「百合の季節」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    熟れた乙女の貫禄。
    客層はぐっと上の世代であれど、若い子達には新鮮だったのではないでしょうか。若干24歳、脚本担当相馬さんの人の見つめ方が、優しく言葉に出ていました。
    休憩15分あり。全体で2時間15分。

    ネタバレBOX

    ぱっと見て面白いのが、背後のセットの木。意図的でないのかもしれないけど墓地を連想するグレーの色合いにしているのがシュール。
    死ぬまで生きる!死ぬまで女!のメッセージとして受け止めました。

    どの場面もうんうん頷きながら観ましたが、その中でも林檎の皮のエピソードが良かった。林檎の皮が剥けなかったらかっこ悪い、情けないという感覚、今の子供たちにもあって欲しい。

    インシュリンの注射、働きながら「ちょっといってきます」ってトイレで注射打つ人をたまに見かけるので、病気、手術の話を自慢話のように話す日が私にも来るのだ、その時は笑って話していたい、好きなおじいちゃんやら青年の話やらできるようでいたい、そう思うのです。
    おばあちゃん達がお粧ししてゆく姿が乙女で可愛い。


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    2009/11/07 22:32

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