満足度★★★★★
自分の涙腺の緩さに驚かされた
これは人々の善意の連鎖の一つの話。
単純な話だ。困っている人々がいて、助けられるのは自分だけ。
人道的見地から、託された命のバトンを次に繋げました。と
実話である、事実である、結末も知っている。
だが知らなかった。通じる言語が無く、当時の戦争を背景とした世界事情。
当時のさまざまな人々民族が、何を感じ・喜び・怒り・悲しんだのかを。
知識として知っている物事に、
役者が感情を込めて伝え託す情報量の凄さが理解できた。
物語終盤、両目から涙が止まらなかった。
(両目泣き腫らして、真っ赤になってしまいました。)
目には見えないが、確かにあって感じられる。
心や意志の強さ、やさしさが伝わってくる。よい芝居でした。
私の中での1番の感動作です。