満足度★★★★
ヨーロッパ企画の宣伝映画として楽しめる
小劇場系の役者+長澤まさみという組み合わせは集客を
考えてのことなんでしょうね。
ひと癖もふた癖もあるエスパーたちがとにかく面白い。
青年団の志賀廣太郎が出て、グッと引き締まった。
本広監督の「サマータイムマシン・ブルース」や「うどん」
は観ていないので、リンクする面白さはわからないが。
本家の芝居を観る前の導入企画としては楽しめた。
でも、映画としてはどうかなー。
1950年代の邦画はお金かけずに1時間30分物ですぐれた
コメディーを作ってたから、その時代を知る自分にはさほどの
秀作とは思えない。
いかんせん、チープ感は否めなかった。