実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/07/16 (土) 19:00
強烈なメッセージ性のある作品。うーむ。65分(休15分)70分。
物語は、あらすじに書かれているとおり、女性殺人犯が妊娠しているかどうかを12人の女性陪審員が検討する展開だが、1幕で緊迫した状況が説明された後、2幕では一定程度予想される展開や予想外の展開など複雑な展開を見せる。「12人の怒れる男」の女性版という形を取りつつ、18世紀という時代の背景と女性ということによる特殊性を扱っているが、冒頭のシーンなど意味を考えるといろいろな隠されたメッセージがありそう。1回では素直に理解できないとも思う。役者陣は膨大なセリフを確実に発し、それぞれの立ち位置をしっかり演じる。