100年目の眠り姫 公演情報 劇団SAKURA前戦「100年目の眠り姫」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    童話はスパイス的かな
    SAKURA前戦は福岡を拠点にしている劇団で、昨年に引き続き二回目の東京公演とのことです。
    前回の公演時チラシを見かけ、興味を引かれたのだが、スケジュールが合わず観れずじまいでした。

    主人公達がとある島に行き、そこでアンドロイドの「とわ」に出会い、その「とわ」は八神を「林太郎」と呼び、彼の側に居続ける。
    「とわ」におとぎ話を聞かせることにより、人間らしい感情が芽生えるが、ある事により暴走(暴走というより「林太郎」のもとに行きたいとの感情が行った行為だが)してしまうが、「林太郎」の愛の証を見せられ、活動を停止する。

    SFにおとぎ話をスパイスとして効かせたお話の舞台でした。
    なかなか面白かったです。

    ネタバレBOX

    もう少し長くなってもよかったので、「林太郎」と「十和」やり取りがあった方が、無感情から感情が芽生え、そして絶望するが、林太郎の愛を知るというのがさらによくなったような気がします。
    とか書いちゃってますが、「とわ」への愛の証が語られる場面は不覚にもウルッときちゃいました。

    八神と林太郎を演じた「池田健太」は、服装と少し髪型を変えるだけなのに、あそこまでガラッと印象を変える演技はお見事です。
    また、とわ/十和を演じた「伊緒里優子」、最初はロボットぽい動きでしたが、感情が芽生えるにつれ少し人間らしい動きにになってたのもよかった。

    次回の東京公演は未定のようですが、是非ともまた東京で公演を行って欲しいですね。

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    2009/09/28 01:48

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