満足度★★★★
パンデミック発生の中、迫る「世界の更新」に生き残る条件は何か。SF的救済の物語。
一言で言えば「世界終末もの」で、
出ると思った「パンデミック・ネタ」。
最後の審判と未知の伝染病の関係とは・・・。
「イキウメ」の前川さん得意のSF的寓話世界が面白い。
佐々木蔵之介さん中心のユニット「Team申」第3弾。
2弾がRED/THEATERだったことを思うと、いきなり拡大!
PARCO劇場に。
出演者も2人から6人に。
しかし、男性だけ6人の座組みでも、それを感じさせないのは
このメンバーの取り合わせが面白いからでしょう。
そして、佐々木さんのクールさと、手塚さんの面妖さの妙か。
それにしても手塚さんは、はまりすぎの役柄で、
あえて言えばぴったり過ぎて面白くないともいえます。
そう考えると市川さん以外は、全員そのままの役ですね。
市川亀治郎さんは、初の現代劇ストレートプレイで、
いい味を出してました。