映像鑑賞
満足度★★★★
3作品(1作はダブルキャストの2バージョン)の舞台を1つにまとめた映像作品(生舞台と同じ2バージョン)である。
ホテルの一室にカメラが潜入し、パンすると別エピソードの二人が現われ会話しているといった演出で、間にホテル従業員女子の二人の会話も入る。過去の回想が入るエピソードでは他エピソードの男性が過去のその人役として出るが同一人物設定かどうかは不明。
ほぼ1カットで撮ったと思われ、その事にまず驚く。役者も段取りよく1舞台に登場するのと同じ(いやそれ以上の)正確さと緊張を強いられるだろうと思う(素人の想像だが)。
話はそれぞれ趣があり、過去20歳の国は一作しか観ていないが夕陽に向かって走る若者芝居の印象(何しろ20歳)からすると「大人」の印象であった。