期待度♪♪♪♪♪
一目散に帰路についた。
作品にすべての感情を持っていかれて、すごい顔になってしまったのだ。
幕が閉じた後にも、余韻が残る最高の舞台を目にしてしまったのだ。
2014年の秋、「星灯り」という作品で、名もない劇団にしてやられた時の私である。
その劇団が、伝説の劇団、「東京セレソンDX」の流れをくむことは後に知った。
小劇場から、全国区までのし上がったあの劇団である。
今、この劇団もコロナ禍で存続の危機にあるという。
集客もコロナ前ほどは望めないかもしれない。
しかし、そこに名作として再演希望が一番高かった「星灯り」を上演するという。
是非、彼らの本気を見届けたい。
演劇を見たことがない人も、愛する人も、「星灯り」につつまれて欲しい。
きっと、帰る時には、誰かに優しくしたいと思えるはずだ。
「星灯り」の再々演までは待つのは勿体ないですよ。