満足度★★★★
一人芝居とはいえ一人芝居というと、どうしても演じる誰かにばかり目が注がれてしまうが、それを支え羽ばたかせるものにも気配りが必要なのだと気付かされた。何が潜んでいるか気になる舞台装置も、柔軟な照明も、開幕の引き込み方も、心を躍らせてくれた。それは戯曲を読むだけでは味わえないこと。女優はしなやかだった。可憐で、勇ましく、寂しげだった。淵を覗き込ませてくれた。パンフの言葉も気にかかる。
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2009/09/06 04:03
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