実演鑑賞
40分弱とは思えないくらい充実した内容の作品群。
帰宅後、ライブ配信でも論評が視聴でき、別の目線からじっくり噛みしめる事ができました。
初日1公演目から好スタート、成夏火さん。
演技力の点では些か不利だったかなぁと思いつつ、仙川住民じゃなくても自然と笑ってしまうご当地ネタの数々、憎めない面々。
そして今回のせんがわ劇場演劇コンクールそのものが舞台という発想力!
5月21日13時30分~、この時、このせんがわ劇場でしか成立しない世界観、作品の一員である一観客となって最高に楽しめました。
これからがとても楽しみな劇団さん。
優勝された階(缶々の階)さんの作品も劇団モノ。
「劇に登場しなかった登場人物と、その役を演じるはずだった俳優の物語。」
度々やむない理由で舞台の中止が発表されている昨今。
本来なら今日、この劇場でこの公演をやっていたはずなのに。
時々それがあまりに理不尽に思えて不思議な感覚となって降りてくるのですが、それとよく似た感覚へと誘ってくれる作品。
二人芝居での優勝、お見事でした。