満足度★★★
終戦記念日にふさわしい事前にあらすじをざっと見て、想像していたとおりの内容。この作品に意外性などの要素を求めるものではないのでそれは全然問題ないのですが、もっと現実の不条理さに切り込んでくれても良かったのに、と感じました。これでは、少し戦争が美しい記憶のように感じられてしまう。連日の空襲、明日は身の上かもしれないという恐怖、劣勢な日本、言葉も行動も、思想までお国のため、そんな抑制された半狂乱な時代っぽく描かれていないのがぼく的に、リアリティに欠けて見えたのかもしれません。でもこの作品を終戦記念日に観れてよかったと思いました。
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2009/08/16 16:16
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