グッバイ・マイ・ダーリン 公演情報 世田谷シルク「グッバイ・マイ・ダーリン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★


    汚れた下着のような作品だと思う。
    この汚れこそが愛おしい。
    洗いたくないし、もうしばらくにおいをかいでいたい。

    女っちゅうのは可愛いな。としみじみ思ったのでした。

    ネタバレBOX

    この世田谷シルクの世界で、最も重要な存在は堀越涼さんなんじゃないかな。
    おそらく。
    堀川炎さんの感性に内在する「禍々しさ」を一手に引き受けていたと思う。
    日常に、透明に存在する魔物。
    彼が出てくると、心地よいストレスを感じた。例えば、サイコホラーで感じるような、生理に響くひんやり具合。
    この要素が世田谷シルクの特異性の正体なんじゃないだろうか。
    彼はそういったものを可視化できる稀有な役者だ。

    そして、キャサリンが可愛すぎた。普通に惚れた。
    カタコトがうますぎる。あんなにうまいカタコトはみたことがない。
    なるほど、ある意味、すごくフェティッシュな作品なんだな。
    愛おしいわけだ。

    そしてトミ。おつかれさま!すっごく君の良さがでていたよ。

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    2009/08/10 13:51

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