満足度★★★★★
M.O.P.ラス前公演来年最終1回で解散。明治初期のホテル青猫亭に行き交う人々の人生をノスタルジー一杯に。
この次の1公演で劇団解散を宣言した劇団M.O.P.の
「ピスケン」の再演、リメイクというか
ほぼ書き直しに近かったようです。
明治初期、ホテル青猫亭に行き交う人々の波乱の人生を、
ノスタルジー一杯に描きます。
マキノさんがパンフレットで言ってたように、
三船敏郎主演のテレビ時代劇「無法街の素浪人」の
テイスト。
どおりで、宿主が女性(マダム)、
三上さんが三船敏郎そっくりのキャラクター。
どちらも回転式拳銃(リボルバー)が登場する。
客演は、まずは、北村有起哉さんがさすがの存在感。
生き生きとした演技に、舞台が狭く感じます。
そして、演劇集団キャラメルボックスの岡田達也さんは
自由民権運動派の若者を変わらぬ素朴さ純粋さで表現。
最後は劇団恒例の客演も含み全員でのバンド演奏。
これがいつもとっても楽しくて。
劇団公演のあったかい良さを感じます。
でも、これもあと1回しか聴けないと思うとさびしい。
カテコでマキノさんは来年の今頃と言ってました。