血は、俺のもの! 公演情報 劇団HYBRID「血は、俺のもの!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    時代物
    時代物はよく観ます。
    新撰組を扱っている芝居も、毎年どこかで上演しているので観る機会があります。

    そんな中の一作。

    ネタバレBOX

    隊士を募っている最中の新撰組。
    やってきた一人の百姓、菊次郎。
    入隊後、沖田に剣の指導を受け腕を上げていく。
    菊次郎はいきつけの飲み屋のおかみに思いを寄せるが、薩長に関係することが分かり、新撰組は店に踏み込むことになる……


    多く観ている新撰組もの。
    時代劇というのは難しいものだ、とつくづく思わされます。
    どこまでオリジナル要素を入れるか、どこまで史実にそうか。
    それは団体によるものだと思うのですが。
    アレンジされて更におもしろくなることもあれば、逆にひどくなることもある。

    今回は冒頭にTシャツが出てきました。
    これをどうとるかは人それぞれだと思うのだが、私はいただけなかった。


    イワトという小さな劇場での芝居。人数も少ない。

    人と人との感情のやりとりをもう少し見たかったような気がします。
    (剣をふってみせるシーンを何度もやるなど、長いと思われるシーンが多い)
    妙な間のある場転も多かった。

    芝居ではたどたどしかった若手の男性陣数名が、殺陣シーンになったとたん、生き生きとしだした瞬間はちょっとおもしろかったですね。

    女性キャスト2名はふっと風を吹き込む清涼剤になっていたと思います。

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    2009/08/09 16:09

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