満足度★
切迫感の無さはアイドルを輝かせないのか。
再演ということで、クオリティに関しては保証されたものと思っていた。
作者を“亡き屋敷”にするぐらい、旗揚げから遅筆に悩まされた団体だ、
いよいよ彼女らの本領が遺憾なく発揮されるだろう。
今回ほとんど初めて、この団体に期待したことを告白せねばなるまい。
まあ、結果は、再演の意味を見出せなかった。微塵も。
初演の切迫感も一切なくなり、彼女らに余裕を与えたことは、
団体としての手ぬるさをまざまざと見せつける様となったと言えよう。
せめて、クオリティ的にやりきっていたら、もっと怒りが沸いただろうに。
私はずっと無関心で平静だった。
少し嘘をついた。浅川千絵だけは、わくわくした。
あのメタキャラだけは、バナナ学園が廃校になっても生き残る気がする。
ライブは初見だったが、YouTubeやニコニコ動画で叩かれたらいいと思う。
「踊ってみた」くらいしっかりやんなかったら、失礼じゃあないの。
やりたいことやってるのを見てもらうなら、それなりの責任を持って欲しい。
でもまあ、これでバナナ学園をしばらく見る必要がなくなった。
ちょっとこれを認めてしまうわけにはいかないのだ。
バナナ学園のアイドルたちよ、遠くでご活躍をお祈りいたします。