満足度★★★
重厚
単純に言ってしまえば、キャラメルボックスの世界とは正反対。
暗く、未来が見えず、助けようのない世界。
良く言えば、重々しい世界観なのだが
この世界観に対して
男優(内野)のほうはその世界に当てはまっているけれど
女優(伊藤)は、何だか軽い。
何だろう、頑張りは認めるけれど、ベクトルが合っていない。
すごく子供っぽく見えてしまい、いまいち乗り切れない。
安直な表現で言えば、エロさが無い。
ませた子供が騒いでるってカンジ。
なので、前半は正直ツラかったですよね。。。
マジ寝てしまいました。
後半は、終盤に向かいグーっと緊張感、スリルが高まり
面白くはなりましたが
前半のマイナス分を埋めるには至らず、
最後の最後、幕引きの場面が締まらなかったですね。
えっ、これで終わりなの??って感じ。
トータルで見て、残念。