満足度★★★★
吉久主宰、ホントに好きねぇ(笑)
宇宙から来た「精神生命体」の「捕り物」に巻き込まれ、正義の生命体に身体を貸す(共存する)ことになった主人公の物語、過去に2度雨宮慶太作品を舞台化した縁から今回は雨宮慶太書き下ろしのオリジナル脚本で、それに吉久主宰の演出(とおそらく脚色も)と日替わりゲストが加わって三位一体な感じ…でもないか?(爆)
中盤以降はほとんど精神世界(と言うより「心の中」の方が的確か)で展開され、「心の強さ」がキーポイントになったりもするが、現実界でのゲーマーが「想像力」によって力の使い方にすぐ慣れるとか、性同一性障害の人物がいたりとかするのは上手い。
しかも、そういう世界の中で自在に変化(へんげ)する表現はここのお手のものだし。
もちろん「いつものあのネタ」もディケイドまで含めてあり、他にヤマトまで見せるとは、吉久主宰ってば、ホントに好きねぇ。(笑)