軋み 公演情報 WHITE WAY「軋み」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    持田千妃来さん出演。
    劇中で、ドアの軋む音がありました。タイトルは果たしてそれを指しているのか。どうなんでしょうね。
    公式サイトにもチラシにも序盤のストーリーが書いてあります。死体がある。その死体の前で、妻と編集者が自分に自首を勧める。なんでだよ、と。そこから物語が始まります。
    あまりサスペンスという感じではないですが、「ほんとは生きているのでは?」と思わせる細かいところが良かったです。

    ネタバレBOX

    死体処理のプロが、女装のアシスタントとして出てくるところ、ギャグなのかどうなのか、ちょっと混乱しました。漫画家の精神状態を描いているということと、女装のギャグが重なって、どう解釈すべきかよく分からなかったです。のちに同じ人が出てきた時に、精神状態の描写だな、と分かりました。結果的には上手いと思いました。ちゃんと分かりやすくしてくれました。

    終盤に、妻の漫画は、実は死んだアシスタント頼りだった、ということが分かります。漫画のアイデアはもらっていたり、盗んでいたりしてたのですね。ちゃんと自首することで終わったのは良かったというか、救いだったかな、と思います。

    持田さんは序盤は死体なのでじっと動かず。このままだったらどうしようかと思いましたが、過去シーンで犯人を怒らせるところと、幻覚としての登場で存在感ありました。最後は美味しくプリンを食べる。犯人の後悔。良い終わり方でした。

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    2022/03/02 02:49

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