実演鑑賞
鑑賞日2022/02/20 (日)
価格3,830円
20日16時開演回を拝見。
恒例の人物相関図と睨めっこしつつの103分間。個々の登場人物のバックボーンを承知した上での観劇だったが、ふんわりとした理解のまま、最後の群舞を迎えてしまった。今回ばかりは、自分にはちょい難解でした(作品への理解が届いていないので、今回は☆の格付けは辞退)。
なお、昭和のオッさんの旧守的な道徳観に沿った見方で恐縮だが、パートナーのやまぶきや姉の弓道のように、アロマンティックやポリアモリーといった自己を正当化する概念の盾を持たない、いわば徒手空拳のハイカットのか弱さには大いにシンパシーを感じたことを付記しておきたい。
【追記】
さて、公演を終えたので、遠慮せずに本音を言うと、本作品、万事、設定ありきで、生身の役者が演じているのに、ハイカット、さわやか、ぴけ、微炭酸の4人を除く登場人物が、大変賢い・思想先行(感情の揺らぎゼロ)の機械かロボットみたいに感じられた。
演劇というよりも、ロールプレイングによる”お勉強成果の発表会”という趣きかなぁ。