満足度★
唐突な結末は承服しかねる
奇しくも前回この小屋で観た某作品のように散らかったアパートの1室が舞台で、「とにかく童貞を卒業したい」と一心に願っているオトコたちの物語。
程度の差はあれ、共感するというか心当たりがあるというかで、そこそこ笑いながら見るも「楢やん」のオクテぶりは「明治時代かよ!」あるいは「小学生かよ!」で現実味に乏しく、そこ以降ちょいと醒めてしまい冗長に感じてしまう。
さらにあの結末は「生きろ!」あるいは「死んじゃだめだよ、生きてなくちゃだめだよ」派として承服しかねる。いや、そもそもアレは唐突では?
…ではあったものの、この日は終演後にイベントがあり、えっち話の「フルーツバスケット」で笑わせてもらい、後味の悪さを払拭して劇場を後にする。