期待度♪♪♪♪♪
明治という時代が日本にとって画期であることは事実であるが、19世紀全体が人類史にとっての画期であったと言えよう。20世紀は19世紀程人類史に於ける画期を為した訳ではない。前2世紀を経て我々は生きているが時代の空気は黄昏れ未だ曙光は現れる兆しも無い。過去の遺産の上に唯載ってダラダラ下降を続けるのか、或は真に革新的な哲学と世界観、そして先述の2つの価値観に基づく全く新たな技術を作ってゆけるのか、その分岐点に立っていると言えよう。明治という時代同様に。だが簡単に真似ることのできる手本なしに。