期待度♪♪♪♪♪
KUROGOKUは、公演毎に作・演出・キャストを変えつつも、テーマ性・メッセージ性を重視した作品作りを目指すとしている。「鈍色(ニビイロ)のヘルメット-20歳の闘争-」の脚本は黒柳安弘氏(KUROGOKU)、そして演出は黒田瑞仁氏(ゲッコーパレード)。そのゲッコーパレードは、旗揚げ公演で観ているが、人の集まりこそがパレードのように活動や表現を形成する、として丁寧な作品作りをしている。
激動の時代の中で《闘争と青春》に生きた若者たちを描いた群像劇には、ピッタリの演出家だろう。どのような熱き物語に仕上げ、当時の思いを共感させてくれるのか、ぜひ観てみたい。