実演鑑賞
満足度★★★★
物語よりも、その場その場のコントを楽しむような芝居。ブニュエル的な笑いと、パンフでケラ氏は言っているが、私はモンティ・バイソン的なずらしの笑いが多いと思った。くだらないことでとにかく笑わせて、3時間飽きさせない。
ジャンケンで大倉孝二が勝ち続けたり、三宅弘城が後出ししても負け続けたり。火事で死んだはずの人たちが、ノコノコ起き出して「この人たち、自分が死んだと認識してないだけ」と言われていたのが、実際死んでなかったり。「生まれ変わった良い探偵です」「どこが変わったの。前と変わんないじゃない」「いや、言ってみただけです…」等々。書いても笑えないし、キリがない。
芸達者の俳優たちで実際笑える。105分、休憩15分、80分。計3時間20分。