満足度★
何がなんやら・・・
アメリカ公演もされたと聞いて
トークショーも付くお値打ちな回で観劇。
とにかく劇場の大きさに対し、舞台の中身が
小さい芝居なので、間延びして間延びして。
それ以上に、話をわかっていなければ、
何がなんやら、訳がわかりません。
有名な三島戯曲ですから演劇ファンは
知っていて当然という事でしょうか。
「AOI」、麻美れい様は、とても大きなオーラをお持ちなので
れい様が登場すれば、舞台にパっと光が広がる。
いやいやお見事です。
以前、山田洋次の「学校Ⅳ」という映画の初日の舞台挨拶に
れい様がご参列され
「私のような見てくれの女を普通の役で配役してくれて
大変感謝しております」と大変つつましく
おっしゃりながらも、他の映像俳優を全てケチらせてしまった
時を思い出します。
「ゲゲゲの鬼太郎」の次は是非「妖怪人間ベム」を映画化して
もらい、れい様のベラで見てみたいものです。
ベロは氷川きよし、ベムは大地康夫でベストキャスト。
話がそれました。
「AOI」は、とにかく、れい様だけを見る芝居で
全く無表情な長谷川博己(たまにミッチーに見える)や
大芝居な剣持たまきと、アンサンブルはバラバラ。
スタイリッシュでクールと言えば聞こえがいいですが
あまりにも舞台に説明がないので
付いて行けれません。
それ以上に、訳わからないのが「KOMACHI」
そもそも、現代舞踊が僕の守備範囲外なので
とにかく、つらい1時間だった。
これは自分の好みの問題なので、本当はとても素晴らしのかも
しれません。
でも舞台でチョコチョコ踊っていても
1階席の一番後ろの席から見ていたら、
何がなんやら、よくわかりません。
正直、寝てしまいました。
もともと隣のトラムで作られた作品なので
それを倍以上大きい劇場で上演しては、
無理があるのは当然でしょう。
でも、とんな作品も、地方公演は
1000人以上入る市民会館とかで上演されるのですから
贅沢な悩みかです。
東京で芝居を見れて、良かった。