実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/08/08 (日)
価格2,800円
2年前のスタジオ空洞から会場を変えての再演作品、8日14時開演回の千穐楽の舞台を拝見。
基本的な感想は前回と同様なのだが
長いこと入院していた亡父のこと
同じ話を繰り返す入院患者あるある!
120%関心の無い田舎の噂話を喋り続ける実家の親族
昭和名物・暴君親父の理不尽な言動の数々
そして、自身の入院時に体験したアレやコレや…
冷凍庫の奥の方に隠れていた記憶が、郷愁と痛みを伴って解凍された120分だった。
演技陣に関しては、初演とキャストが変わった
片岡役の小野ゆたかさん
片岡の娘/小林の娘役の安川まりさん
橋本の娘/小林の担当看護師役の小野寺ずるさんの3名が
いずれも「病室」の世界観に溶け込んでいて好演だった。
あと、舞台セットに関して、左右にベッド2台を並べただけの初演時のセットでは、星のホールの舞台の広さを持て余すかなぁ?と案じていたが…杞憂に終わって、良かった。