実演鑑賞
満足度★★★★★
生きる 生き抜く 力強さ 人の弱さ 分岐点 砂に埋もれるように、逃げ場がない環境
この芝居を観て 父から聞いた話を思い出した。
戦後 祖母が和歌山の町へ買い物 行き場のない子供を連れて帰る、住まいは、田舎なので食べ物はあり、いつも大鍋で知らない子供数人と兄弟で食事、数日~数年 元気になると出ていく。
ある日町へ出た時の父と祖母の会話
あの子をなぜ連れて帰らないの、可哀そう。 帰るまでに死んでしまう。
苦しくなる芝居でした。 今も世界のどこかで起こっている。
逃げ場のない、努力が実らない 砂に埋もれるような苦しさ。
今生きているのは、偶然のかもと思う。