満足度★★★★
SFの最高峰舞台にも関わらず、ここまでのSF世界を立ち上げることに脱帽。むしろ舞台にしか醸し出すことができないSFに仕上げ、またSFと一口に言えない人間の心の底までを映し出した作品。小劇場である赤坂レッドシアター規模ならではの芝居とも言える。次回作は紀伊国屋ということなので、演出を変えてくるのか。そこも次回に向けて楽しみなようであり、今回の役者たちの痛々しい生き様が消えてしまうのではという懸念もある。ただ、客演の役者はステキだが、劇団員の役者にはもっと頑張ってもらいたい。どちらにせよ、これからを楽しみにさせてくれる団体ではある。
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2009/05/16 07:22
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