満足度★★★★★
T-works#3『愛する母、マリの肖像』の大阪公演の千穐楽をおかわり
東京→大阪と11ステが上演されたT-worksさんの3回目の公演もいよいよ最後
色んな逆風を乗り越えてここまで積み重ねてこられたものを締めくくるステージ
1回目はコメディ、2回目は痺れる様なサスペンス?会話劇
そして今回の3回目は感動溢れ、過去の偉大な人物をさらに深く興味深くする様な作品
キャスティングは毎回大幅にリニューアルされ成長し続けられてる今のベストメンバーで挑まれた印象の今回なんですよね
そんな作品の集大成のステージはさらに素敵に輝いてた印象なんですよね
大阪公演は4ステのみやったんですが初日から2ステを挟んだノミなのに雰囲気が違って見えるのは生の舞台の醍醐味ですね
2回目だからこそ細かいところが観えてるのもあるのかもしれませんが、大千穐楽のできはすこぶる良かった印象
やはりここまで思いが詰まったステージになってたかな
今回ほんとコロナで大変な時期
しかしこの状況、そして世界情勢だからさらに感情移入でき、明日への活力がもらえるそんな作品やった気がします
それは放射線による人体への影響、それに対する科学の進歩やったり引き継がれ研究される未来へとつないでいく感じやったりするんですよね
あっ汗マーク前回の感想で二次対戦って書いちゃってましたね
マリーがレントゲン車で功績を残したのは第一次世界大戦ですね(1914年頃)汗マーク
イレーヌとフレデリックも知らなかったんですが後に劇中に出てくる人工放射線元素でノーベル化学賞を受賞ですね
そんなことも終演後に気になる作品
大千穐楽のカテコはトリプルコール
ダブルコールの時点で真寿美さんのこの舞台への思い、最後まで駆け抜けられたって複雑な思いで涙腺は限界
しかし初日よりはがまんでしたかね
ラストは役者陣の自己紹介からの挨拶のおまけ付き
素敵な舞台の幕が無事に降りた感じ、お疲れ様でした