五十四の瞳 公演情報 文学座「五十四の瞳」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    たいへんよかった。瀬戸内海の小さな朝鮮学校の卒業生たちの若い日々と、在日が歩んだ戦後60年代までの歴史が重なる。小さい物語だが、世界の大きな芝居。帰国運動があったことなど忘れていた。女先生役松岡依都美、女生徒役の頼経明子、女優がよかった。そしてなによりたかお鷹。「働いて働いて働いた」の独白場面は、圧巻だった。

    ネタバレBOX

    日本人の生徒の事故死した後の、最後のシーンは、なぜか目頭が熱くなった。人々がそれぞれの生活へ散っていくのは「屋根の上のヴァイオリン弾き」と同じで、鄭さんの得意のラスト情景。

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    2020/11/17 11:52

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