白鳥先生と過ごした2日間 公演情報 enji「白鳥先生と過ごした2日間」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

     後1回、4月5日14時開演の回を残すのみであるが、観ることができる方には観て欲しい作品である。(実際に実現可能な希望も描かれ、普遍性を持つ作品、こんな状況だが、大人の判断で観に行ってほしい作品である)

    ネタバレBOX

     自分には2歳からの記憶がある。無論、それが余りにショックだったからであり、以降自分は、両親を信ずることの無かったガキであったから、家出常習犯、拒食、先公との喧嘩、授業抜け出し、反抗の他、無論同級生や上級生との喧嘩も日常茶飯だったから可成りの問題児だったのは間違いなかろう。
     今作の主人公とは、また別の屈折をしていた訳である。そんなこんなで、自分には多くの人が語って聞かせてくれるような家族の情愛というものに距離がある。長ずるに及んで、理屈では様々な事情を理解したし、普通に見える程度に親に接する常識も身に付けたは付けたがしっくりこないのは相変わらずだった。それで実母には気の毒なことをしたと思っている。自分が内戦の起こるような場所や紛争地域に関わってきた個人史にも、自分の個人的体験が関わっているであろうことは容易に察しが付く。危険な所で息づいている時、最も生きている実感を持つことができるのである。既にジジイになったから戦わずにやり過ごすことができるようにはなった。肩に、肘に力を入れなくとも自然体が取れるようにもなった。その間に悟ったことは、矢張り様々なアプローチが在り得るということと、ベトナムからの留学生・グエンさんの台詞にあるようにニコンと聞こえた台詞(サンスクリットのサンサーラ即ち輪廻転生のベトナム語)と彼女の実践する所とのコレスポンダンスは当に仏教の核心の一つだし、或いは今を生きることの大切を説く所など、イエスの教えと同じ考え方である。更にアントニオ(鈴木)さんはブラジル出身であるが言葉の上達に伴って、人の心の機微をキチンと理解することの大切さは、ブラジルも日本も変わらないと説き、関わる人との心を過不足なく理解することの大切をしみじみ語るシーンなどは、今作では多少おどけたキャラとして登場するものの銃社会ブラジルでは命の有無に直結するから実際には命懸けの話ではあろう。
     外国人では無いが、何くれとなく実際の息子たちより亀子の面倒を陰になり日向になり常に見守ってくれている佐藤の献身を見ながら、自分は永山 則夫を想起していた。無論、自分の体験如き永山 則夫の体験に比べれば塵の如き体験ではある。広く世間を見渡せるようになればその通りなのだ。然るに2歳で体験したことがずっと影響し克服するまで、それは我が魂に突き刺さった棘であったことも事実である。今作に登場するアユムの娘(実際舞台には登場しない)を含め、引き籠りが3人いるのだが、自分は問題児として登校していたもののメンタリティーはよく分かる。
    ところで、佐藤の献身とその献身の意味する所を深く理解し、自らの精神も開放する形で対応する亀子他登場人物たちの他者を認める、命の大切を理解するが故に些末を許し、現在を懸命に生きることを選択する知恵に、嘘ばかり並びたてる為政者、支配層、媚を売る官僚などの下種を下に見て生きてゆく民衆の逞しさと知恵を描いて素晴らしい。

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    2020/04/05 01:29

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  • ながいちゃ~んさま
     コメント有難うございます。
    そしてお疲れさまえした。楽まで走り続けることが
    できたのですね。
     コロナに関しては様々な評価があるものの、
    自分にとって疑問なのは、何故ここ迄世界中で、可成り早い時期から
    WHOも絡んで問題化したのか? という一点です。証拠を自分の情報網では
    上げられないので馬鹿話にはなりますが、アメリカがナノテクと細菌兵器を合体
    させて攻撃をする計画は既に数十年前から始まっていて、仮想敵国なり何なりが
    核攻撃を仕掛けてくるという情報がアメリカに入った時点でそれを防ぐ為に蚊サイズの
    ナノテクを駆使したロボットにポツリヌス菌を仕込んで米スパイや協力者の助力を得て
    (仮想)敵国にこのロボットを持ち込ませる。1体のモスキート扱ロボットに仕込める量は、ポツリヌス菌であれば10人分、サイズが小さいのでスーツケース一個に5千万体程度
    入れて持ち運ぶことができます。無論、最初からポツリヌス菌のような最悪の菌を装填することはヤバいのでバレても突然変異し易いということで選ばれたコロナウィルスを仕込んで、現在アメリカにとって最大の脅威である中国、それもこうもりから、センザンコウを通じて人間に感染するというシナリオを無理なく描ける武漢に(武漢には、食材や漢方薬としてセンザンコウのようなちょっと特赦な生き物を扱う市場があるので)ばら撒いた可能性が無いわけではありません。だからこそ、中国高官がアメリカが仕掛けたと発言したのでしょう。無論、自分の疑いが当たっているにせよ、スパイの関わっている国家の行為なので証拠はありません。それ故に自分の公式見解は、蝙蝠由来、センザンコウに宿主が移った後、人間に感染したというもので、その条件として中国の食文化、漢方の伝統を背景にしたものを表に出している訳です。然し、実際には、イランのスレイマニ司令官殺害も背後に居るのはモサド(即ちイスラエル)であることは、トップレベルの研究者にとっては当然予想されることであり、タンカー事件についてもイスラエルとベタベタのトランプの娘婿との関係で情報を分析しなければならないのは当然のこと、トランプにとっては票田のエバンジュリアンですしね。拙い分析ではありますが、無論、日本ではトップレベルのイラン研究者、またパレスチナに関わってきた自分の、多くの日本人は目を向けない生情報を根拠にした意見ではあります。

    2020/04/11 02:53

    ご来場ありがとうございました!

    2020/04/10 19:12

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