満足度★★★★
「群盗」「殺し屋ジョー」と秀作の続いた俳小の翻訳劇の最新作。「沖縄世」に続き小笠原響演出舞台であったが..。わが想像力の減退のせいか(はたまた疲労か)、人物の個体識別までは出来るが、語り手である青年と彼が育ったその家族の他の成員との関係(続柄)が判然とせず。。それでもこの物語の舞台の地方性(都鄙の差)や民族的事情による困難、家族としての苦悩などが苦くもノスタルジックに再現されている、という雰囲気は感じ取った。
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2020/03/09 03:44
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