満足度★★★★
題(「幽霊」)に惹かれて数年前読んだ戯曲だが舞台は未見。あやふやな記憶ナビで楽しく観劇した。古典そのものより俳優陣に惹かれたのが正直な所。最近の体調による例の睡魔が(瞬間的にだが数回)襲った間にワードを落したのだろう、作者の意図の取り違えが若干。後で筋を確認して修正した。舞台は溌剌と進んで行くが、流麗さより俳優の個性の凸凹が面白い。ただし結句自分の関心は、台詞でのみ登場する幽霊(亡霊)が何を指すものか、戯曲の背景であろう時代の移り行き(近代化)の何処に何をイプセンが見たのかであったが、判りやすい解答はなさそうである。
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2020/02/27 08:16
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