実演鑑賞
満足度★★★★★
人情劇の良い大衆芝居でした。
年度末近くになると特に増える、芸能プロ系の、女優志望や芸人志望の、本年度の授業はこれでお終い的な公演だと思ってた。飲み屋に集まる人達の話なんて、いかにもって感じだったし。
してくれって手渡されたマスクで、人生初のマスク観劇。
自分の口臭に、横の人が臭がって、口抑えながら観賞してる姿を見る楽しみがなくなったせいもありますが、正直、舐めてました。
いかにもって感じの公演に、コントみたいなセットと出だしじゃ、仕方ないっちゃ仕方ないんだけど。
前半一時間ばかりは、ありがちな人物紹介と展開に、何か違和感もちながらも、マスクしてるのいい事に、大あくびしながら、役者達から全員マスクの観客はどう見えてんのかなんて考えたりして。
演劇はこうあるべきとか、酔っぱらった高尚な観劇感想ばかり書いてたのも大きかったと思う。
後半は自分の浅はかさに縮こまりながら。真剣に魅入った観劇でした。
でも、若い女の子いなかったら、やっぱりちゃんと観なかったろうな~
自分にはこうゆう吉本新喜劇みたいなのが一番水に合ってるだけなんだけど、本当に良いお芝居でした。吉本新喜劇好きな人にはお勧めです。
もう一回気が向いたら観に行こうかと思ってます。まだ始まったばかり。小劇場で5500円は高いけど、今や希少なマスクが貰える。お金に余裕がある方はぜひ。余裕の無い方は残念でした。
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こっそり。また観に行った感想。今日はBチームの方だった。
分かって観に行ってる分、今回は初めから真剣に鑑賞。が、あくびは相変わらず。仕方ないっちゃ仕方ないが、今回は終りまでマスクのお世話に。
何故だろう・・勘違いだったか・・って考えるまでもない。AチームBチームの力量の差。初日の頃と終わり間際の緊張感の差もあるだろうが、それにつきる。申し訳ないけど。
誰と誰、丸まるかは置いといて、物語までそうでもなく観えちゃうくらいの差。
チーム別ものってこうゆう事があるんだね。こうゆう事に気づいた分、損じゃない観劇だったと思う。ただ観劇するだけでも演劇って奥が深い。吉本新喜劇は奥が深いと思いました。