満足度★★
ちょっと期待を上回ってこなかった作品。
何となくずっと噛み合っていないというか、作品の本質を登場人物の全員が掴めていない感じ。
巫女というのをテーマに、母と娘の血筋や超常的な力、みたいな作品は多くありますが、
その辺りが設定と役どころがずっとフワフワしていた印象。
河西智美さんのお名前が先頭にありましたが、メチャクチャ魅力的だったかというと…
どうも妹気質というか、座長!的なみたいな役割も無理にやっている感じでした。
設定が「全てにおいて完璧な姉」でしたが、脚本的にも伝わってこなかったかな?
妹の兼田いぶきさんも、他の作品ではかなり良かったと思うのですが、
そもそもロック?の部分がイマイチ分からず、更に委縮している感じ?に見えて、
なんかそれも原因かな?と思いました。
ただ、正直兼田さんの方が河西さんよりも引っ張っていってる感じがしたので、
そこの作品に対する立場と実情の差があったのでは?と勝手に思いました。
舞台上と客席がなんて言うか…一体感が生まれてなかった感じで不思議な作品でした…
決して嫌いではないし崩壊していた訳ではないですが「面白かった」の3点は付けられないので
厳しめになりますが2点にさせて頂きました。