満足度★★★★
価格3,500円
公園でテント生活をする男を中心とした物語。たとえ小さなことであろうと「正しくないこと」を許すことができないその男の周囲には日常でも「あるある」や「ありそー」な身近な不正・不平等が頻発しており、それらを積み重ねてからの終盤の「アレ」はシニカルで昨今の世相に痛烈な一撃。ゆえに終演後に8年前の初演作の再演と知って魂消た。あと、舞台美術はひたすら公園の一角でありながら、回想場面ではそこがクリーニング店として使われ、その場面でのクリーニング店の出入口が「アレ」なのにニヤニヤ。(演劇ならではの手法だよね)
ネタバレBOX
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2020/02/15 23:57
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